産後の乾燥肌への対策は食事栄養面の改善で

産後や乳児への授乳期間中に肌が乾燥しがちになったりして、肌に異常がでやすいという話をよく耳にしますが、結論からいいますと、その原因は授乳中は下記の状態になりやすいからです。

そして、下記のような状態が乾燥肌等の肌の異常の原因であり、これらはあまり化粧品等を使用しなくても食事栄養面の改善で対策できます。

■ 核酸の不足

■ 腸内環境の悪化

■ ホルモンバランスの変化(エストロゲン分泌量の激減)

■ 授乳による水分不足

■ 授乳による栄養不足
 

核酸の不足

授乳中は核酸不足の状態になりやすいのですが、なぜ、そうなるのかと言いますと、 乳児にあげる母乳に核酸がたくさん入っている からです。

ちなみに、乾燥肌をはじめとする肌トラブルの要因の一つに「DNAの損傷」という事象があり、核酸という栄養素はこの「DNAの損傷」を修復する機能を有しております。

※ 参考サイト : カサカサ肌等の肌トラブルとDNA損傷の関係

つまりは、授乳中の母親は核酸不足によって「DNA損傷の修復速度 < DNA損傷の速度」という形式になり、それによって乾燥肌等の肌トラブルが発症してしまうのです。

⇒ 核酸を多くふくむ食材とは…

 

腸内環境の悪化

この事はあまり認知されてない事かもしれませんが、実は肌の状態と腸内環境は密接に関連していて、腸内環境が劣悪だと、肌にも悪影響がでてきます。

簡潔にいいますと、腸内環境が劣悪で、腸内に毒素が充満してると(悪玉菌が毒素の原因)、その毒素を皮膚から強引に排出しようとし、その時に皮膚に様々な悪影響をおよぼすからです。

※参考リンク先 : 肌トラブルと腸内環境の悪化の関係

また、産後・授乳中の母親は普段よりも腸内環境悪化におちいりやすいです。

なぜならば、乳児の育児等に時間をとられ、どうしても自分の食事がおろそかになってしまいがちだから です。

野菜や果物には腸内環境の悪化をふせぐ食物繊維やオリゴ糖といった栄養素がふくまれておりますが、上記のような理由から野菜等の摂取量が減少してしまいます。

また、育児はどうしてもストレスをうけがちになってしまいますが、ストレスをうける事は腸内環境の悪化要因の1つ です。

ですので、産後・授乳中の方は特に上記のような事に注意しながら、腸内環境を意識するようにしましょう。

⇒ 腸内環境を改善する方法とは…

 

ホルモンバランスの変化(エストロゲン分泌量の激減)

出産を境に女性ホルモンの分泌量が急減するという話はわりと耳にしますが、この女性ホルモンの減少も乾燥肌の一要因 です。

と言いますのも、この女性ホルモンにはエストロゲンというコラーゲンやヒアルロン酸(これらの減少が保湿力の低下につながる)の維持に必要な物質が入っているのですが、このエストロゲンの分泌量が減少する事でコラーゲンやヒアルロン酸の維持力が低下し、その結果、肌の保湿がうまくいかなくなり、肌が乾燥しがちになってしまうのです。

ちなみに、イソフラボン・プエラリア・プラセンタ・ローヤルゼリーは「エストロゲン」と類似した化学構造と機能を有していますので、これらの摂取はエストロゲンの補充には有効です。
 

授乳による水分不足

産後の女性の体の水分は優先的に母乳にまわされるため、思っている以上に水分不足になりやすく、それにより、肌にも水分がまわりにくくなります。

また、その水分不足により排尿回数も減少し、排尿を通じて腸内で悪玉菌がだす毒素を体外へ排出する回数が減少し、それにより腸内環境が悪化しがちになります。

※参考リンク先 : 肌トラブルと腸内環境の悪化の関係

こういう事などから産後・授乳中の方は普段よりもより意識して、水分を摂取するようにしましょう。
 

授乳による栄養不足

母乳をあげていると栄養がそちらに行ってしまうため、授乳期間中はどうしても母親自身が栄養不足になりがちです。

育児・火事・仕事等におわれてると、どうしても母親自身の食事がおろそかになってしまうかもしれませんが、可能なかぎり食事に気をつかい、栄養をしっかり摂取するようにしましょう。

簡単なサラダになるような野菜や果物は手軽にたべられる上に食物繊維やビタミン摂取もできるので、それらを常備しておくのもいいかもしれません。
 

Pocket
LINEで送る


コメントを残す